猫にストレスを与える物事

猫はストレスを感じることがある動物です。気ままにマイペースに毎日を過ごしているように思えるかもしれませんが、実は繊細な部分もあります。どんな物事が猫にストレスを与えかねないか紹介しましょう。

ねこがストレスに感じてしまうこと・まとめ

病院に連れていかれる
これは猫に限らず犬や人間でも共通している点です。人間の子どもも「病院=嫌な薬の臭いがする場所、痛いことをする場所」というイメージがありますが、それは猫でも同じです。

状況によっては診察台の上で拘束されることもあるので、猫にとって病院は嫌な事をされるデパートのように感じられるでしょう。

完全に慣れてくれることは少ないと思いますが、小さいころからまめに通わせると多少なりも慣れる子もいるようです。

縄張りを侵される
猫には縄張り意識があります。ですから多頭飼いの家など、場合によってはかなりのストレスにさらされることになります。

一緒に小さい時から育った兄弟猫ならまだしも、新しい同居猫が急に現れたら、それをライバルとみなして緊張し、結果体調不良になることもあります。ストレスに起因する胃腸炎を起こす子も少なくありません。

環境の変化
引越など環境が変化することに猫は大きな苦手意識を持っています。

「借りてきた猫」という表現がよく表しているように、じっと動かなくなってしまうほどストレスを感じてしまいます。

水に濡れる
全く問題ない子もいますが、多くの猫はシャンプーなど水に濡れることが苦手です。一説によると猫は乾いた場所で生息していた名残があって濡れることを苦手としていると言われています。

真偽のほどは分かりませんが、お風呂で暴れる猫の動画などはあちこちにあるので、多くの猫の場合にストレスの原因になっているのは明らかです。

ストレスが多くなるとどうなる?

猫のストレスとなる原因がそのまま放置されていると、ストレス過多になってしまうかもしれません。そうなると思わぬ病気が発症する恐れがあります。

例えば「コロナウイルス」というウイルスによる「伝染性腹膜炎」の発症です。これにかかると血管の炎症が起きて、その炎症がいろいろな臓器に及んでしまうことがあります。またストレス過多だとリンパ球が減ってしまい、結果腫瘍の発症率も上昇します。

このようにストレスが原因で猫が体調不良になってしまうことがあるので、飼い主はストレス要因となりうる問題を察知して対策を講じなければなりません。

例えば新しい家族を迎え入れる前に、既存の猫に大きなストレスが起きないかよく考えてから決断すると良いでしょう。

また環境の変化が大きなストレスになることが分かったら、むやみに猫の居場所を変えることがないようにできます。病院に行くのを過度に恐れているなら、向こうから来てもらうようにお願いできます。

ストレスは人間だけの問題ではありません。猫もストレスの犠牲になることがあります。ですからできるだけネコちゃんの気持ちを把握するよう日頃から良い関係を培っておきましょう。

またペットシッターとして活動している人や、これからペットシッターデビューしたい人なども、預かる家の猫の体調には細心の注意を払う必要があります。