鳥もストレスを抱える生き物
ストレスと言えば今や毎日のように耳にするワードですが、ストレスは人間世界の話だけではありません。動物の世界でもストレスはあります。
スウェーデンのルンド大学の研究チームによると、都会で生活するシジュウカラはストレスによって若くして死ぬリスクが高いようです。

都会では騒音や人間との密着した生活、光害などがあるからです。また鳥も嫉妬などの感情を持つようで、多頭飼いをしていて愛情のかけ方に偏りがあるとストレスを感じます。
鳥はストレスを感じると毛づくろいがエスカレートして、皮膚が傷つける行為に走ることがあります。自分の羽を引き抜いたり肉をかじったりしてしまいます。
ストレスではなくウイルスやダニ、栄養障害などが原因でそうした行動をすることもありますが、ストレスも大きな要因になっています。
鳥がストレスを感じる理由
鳥がストレスを感じてしまう要因としては以下のような理由が考えられます。
- 孤独感
- 動物も孤独感を感じます。鳥の中には群れて生きていることがありますが、そうした鳥を1匹だけで飼っている場合、孤独になってストレスを感じてしまいます。
大家族で育った人が都会で独り暮らしすると寂しいのと同じです。飼い主が留守がちだとこれが大きなストレスファクターになることが多いでしょう。
- 他の鳥との相性
- 仲が悪い鳥と一緒のケージにいるとストレスになることもあります。もしけんかしている様子が観察されたら、大きな問題が起こる前にケージを分けるなどして予防策を講じましょう。
- スペースの狭さ
- 広い大空を飛び回る鳥を狭いケージの中に閉じ込めてしまえば当然ストレスになりえるでしょう。そのため定期的な放鳥はかかせません。
しかし放鳥する場合はケガのもとになりかねないものを部屋に置かないことや、猫や犬など他の動物との適度な距離感などをよく考える必要があります。他の動物への恐れゆえに、放鳥の時間が恐怖になることもありえるでしょう。
- 騒音や光害
- 先述のように騒音もストレス要因になります。掃除機の音など人間にとってはなんでもない生活音が取りによっては迷惑になることもあるでしょう。
また夜中までケージがある部屋が明るいなど光害もストレスになりえます。
このように鳥にとってストレスになることはたくさんあります。飼い主であれペットシッターであれ、鳥に接する時にはこういった点を意識して優しく接してあげるようにしましょう。

